何かについて

エッセイは特に

一日が長くなってきた。少し前までは、瞬きをすると夜になっていた。少し体力に余裕がでてきたのだと思う。 好きな作家のエッセイ本を読んだ。作家を好きであればあるほど、自分にとって好ましい内容であればあるほど、読後に落ち込んでしまう。読書は難しい…

コーヒーにまつわるあれそれ

雨が降っている。絶好のコーヒー日和といえる。雨の日に飲むコーヒーは最高だからだ。 今朝豆を挽きながら色んなことを思い出した。最近はとんとやっていないが、とかく人のためにコーヒーを淹れる機会が多く、私はそれを愛している。 小さな会社で仕事をし…

滴る

杳です。 好きなものの季節が来て、街でよく見かけるようになりました。 誰かが、それは死を連想させると言いました。言ったのは自分だったかもしれませんが、思い出せない。雨に打たれつつも天から顔を背けないその姿に、静かな諦念を感じるからでしょうか…